朝礼ですること(パブロフの犬編)
私は人間の行動パターンはあると信じているので、心理や行動をコントロールするシステムは大いに活用したいと思って日々を過ごしている。
パブロフの犬
【パブロフの犬とは】
「メトロノームを鳴らしてから犬にエサを与える」という行動を繰り返すと、犬がメトロノームの音を聞くだけで、唾液を分泌するようになる現象。条件反射のもとになったパブロフの実験を表す。
こんなことでパブロフの犬を持ち出すのもどうかと思うが……
例えばお客様がいらっしゃったときに挨拶をするという教育をするとした場合、
朝礼時に挨拶の練習を毎回行うわけです。
そうすると次第に条件反射が獲得され、自然に行えるようになります。
厳密にいうと、ドーパミンが報酬学習に関与するので練習だけではなくてインセンティブも必要となってきます。
挨拶ごとき
練習しないでもできると思うかもしれないが、
- しっかり立ち止まって
- 正面で向き合い
- おはようございます等挨拶してから頭を下げる。
ポイントは言葉と動作を一緒にしないということです。
忙しいときにもできていますか?なかなか難しいので、毎回練習するのです。
その他に電話での挨拶や言葉の抑揚等が練習対象に挙げることができる。
朝礼なんて時間は短いので少しのことでいいのです。
ただし毎回やること。少しずつの積み重ねが皆の能力を引き上げてくれます。
報酬はしっかり褒めてあげることです。そして実際に行動したときに、必ずその日中に相手の反応を伝えるのです。どうしても直後のフィードバックが分かりにくい学習になるので、日々のケアが必須になってきます。
継続は力なりです。