血反吐吐いてるか?

絶体絶命保険屋ラジオ−保険営業始めました−

昔の自分との対話201104②

2011年4月②

凡人は手を広げず、他人が目もくれないような狭い専門のタコツボに篭ってなさい。

凡人が手を広げると自爆する。

学び方(視点の変化)

自分の持論こそ厳しく突っ込みを入れないといかん。自分の持論にこそ突っ込みを入れ、甘い自分を消す。

別の視点に立つのもいい。「もし○○のだったらどう思うだろう?」みたいに評価基準を変えてみる。今時分がどういう視点で考えているか明確化して、他の視点を探してそれで評価する。

視点切り替えは、相手の思考パターンと制約条件の二つから割り出す感じ。(実は良く知らないが)マージャンだと相手の捨てた牌から、相手が何を狙っているのかを読み取るように。結局推論でしかない。

視点の切り替えは、人の立場で見るのと、あらかじめたくさんの評価基準を用意するのと二つある。やりやすいのは評価基準を用意するほう。例えば、長所は?短所は?というようにあらかじめ質問集を用意しておけばいい。

基本的に「自分に質問」すれば自分で視点を切り替えられます。「他人に質問」すれば他人の視点を切り替えられる。

独自理論をこねくり回す能力も大切なんだけど、基本はサーチ。というより時間的に制約があるのでサーチがメインならざるを得ない。

anniehall1990.hatenablog.com

 

空いているところを探す

周囲に優秀な人が多かったので、普通にやるのではなく自分なりに空いている分野ややり方をどんどんやって成果を積み上げる。周囲が優秀だとしても焦らずに自分が勝てるところを探すのが大事。

比較

性質の違うものを比較するヤツは(以下略)例えば原発事故で強制移住させられる人間に選択肢はないが、会社の辞令で移動する人間は止める選択肢がある。そういう性質の違うものを同列に並べるずさんな頭脳に反吐が出る。

間違ったところで火あぶりにされない生ぬるい環境なので、どいつもこいつも平然とゴミを生産する。

人生の戦略

「デフレと超円高」読んでるんだけどさ。やっぱり学者はダメだわ。前書きにデフレ容認の学者とか日銀の考え方を変えるために論文や本を書いてきたって書いてあるんだよ……

そもそもリフレ派である岩田先生の最終目的は日銀の行動を変えることであり、そこから逆算して何をするかを戦略を立てなきゃいけない。そういう戦略が全く見えない。論文書いて本書けば世の中の利害関係者が考えを変えてくれるなんておめでた過ぎる。

世論ルートから行くのか、政治家ルートから行くのか、学者ルートで行くのか色々考えてるようには思えないんだよね。正論だから相手も分かってくれるはずなんてのは甘すぎる。彼は政策プロモーターでもなんでもないといえばそうなんだけど、いくらなんでも戦略性無さすぎる。

戦略性とか相手にどうやれば伝わるのかとかのコミュ力が低い。まあ岩田先生は論じること自体が目的化してるのかもしれないけどね。これは何らかの主張を世に問うタイプのダメな正論家がはまりやすいパターン。どんなに声を張り上げても現実を変えられない。もっと戦略を立てないと。反面教師だな。

読了。自分の要求を実現するための戦略性の無さをけなしたけど、内容はとてもいい本。ただこの本はわかりやすく書いてあるが、かなり詰め込んであるので、ある程度知識がない人には読みきるのは苦しいはず。もっと図解とか対照表とか使って一目でわかる構成にすれば良いのに。