研修の大切さ
OJT研修と称して、現場でほったらかしにされる
誰しもが経験したことがあるであろう、このような低レベルな職場。
所謂見て覚えろ、技を盗め系はいつまで経っても覚えはしないし、覚えたとしても知識や情報を網羅していなく、ポツポツとできることがあるだけの局所的な対応しかできない人間に育つ。
技術不足や疎外感を抱くため離職にも繋がるし、会社からしても使えない人材なので、本当に無駄でしかない。
しかし、このような職場が多く存在するし、おそらく指導しても改善は見込めていないのではないだろうか。
原因は大きく分けて3つ挙げてみる。
- 人手不足
- 研修方法の不確立
- 企業文化
いずれにせよ、方法論が確立していないことが要因だ。方法論が確立していなければリーダーが採用する選択肢は見て覚えろかOJTになる。
方法論すら考え抜かないで、新人には見て覚えてと指導しそれで良しとする知的怠惰さが窺える。
新人教育において、手っ取り早く一定水準まで引っ張り挙げるには
定型化されている研修が成果が出やすい。
文章の書き方や仕事の仕方、考え方などが標準化されていてきちんと教育を施すと、一定のレベルは確保されている人材が育つ。
研修を受ける側にとっても成長を感じられ、疎外感もなく、仕事を始めれば頼られもするだろうから自尊心も育って楽しくなる。当然離職率は下がる。
また、そういった人物が集団になると、方法論が共有されているため成果物の質も良く仕事も早くなる。仕事が早ければ残業もしなくてよいし、みんなハッピー。
OJTは悪か
業務で必要とされる知識があるとして、その中で業務中にやりながら覚えたほうが早いこと(OJT)や短期研修でカバーできること(営業の技術とかSEの技術とか)、業務中にやりながらではできないこと短期研修でカバーできないこと(英語とか)があるので、場合分けが必須となる。
すべて一緒くたにOJTにするのがマズイ。育つ人材も育たなくなってしまうので要注意。
研修後のフィードバック
定期的な仕事の進捗具合についてフィードバックする機会を設けよう。
1回だけではなく定期的に。
下位メンバーの意見を重視し、非効率に部下を働かせていないかチェックしよう。
研修が多いのはどうか
ダイエーの中内㓛さんは研修、研修、また研修と熱心すぎて社員の思考を枠にはめすぎたという意見や、中内さんの知識や理論で社員を圧倒してしまって社員から神格化されたという意見もある。やり過ぎというのがあるのだろう。
主役は自分だ!!!自分が生きやすいように研修を実施して良い環境を作り上げよう。