小さな虫や昆虫にとって飛ぶということは、足や翅を使って空気を掻き分けて漕ぐように浮かぶものらしい。
虫や昆虫は体積に対する表面積の割合が大きく身体が受ける空気の摩擦力が大きい点と、体長と空気の粘度の比率により、飛行時は粘り気のある水の中を進んでいるイメージが近い。
人間でいうと水の中にいる感覚に近いかも知れない。
水の中にいると地面や重力の存在が薄くなり、どの座標にも動ける自由さが心地良いが、小さな生き物は常にそういう環境で生きている。
このことを知ってから、虫を見かけると少しだけ観察する癖がついた。
どのように動くのかを見ているだけで面白いし興味深い。
骨だけで羽根すらないが飛行できる虫も存在する。
そういえば関連する話題で、蜘蛛はバルーニングという技術を使ってとてつもなく長い距離を浮遊するらしい。
次は蜘蛛の話題をブログにします。
今日はおしまい。